
「がんサバイバーの貴重な体験談が、うまく聴衆に伝わらない」
当事者の「想い」が強ければ強いほど、それは「内輪の話」や「時系列での思い出話」になりがちで、
医療者や他の患者さんといった聴衆の心に「メッセージ」として届かないケースは少なくありません。
この度、私は「がんサバイバー」であり「コミュニケーション研修の専門家」として、日本最大級のがん医療フォーラム「ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)」のプレゼンテーションスキルコーチを拝命いたしました。
この記事では、私が登壇するがんサバイバーの皆様に「プロの技術」をどう指導したのか、その役割と「伝える技術」の重要性についてご紹介します。
2023年のジャパンキャンサーフォーラム「多様な時代を生きる〜あなたの選択、私の選択〜」をテーマにプログラムを開催いたします!
ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)は、2014年から開催されている、テレビや雑誌でも活躍中の著名な講師が一堂に集結する日本最大級のがんフォーラム。
なぜ「サバイバー」に「プレゼンコーチ」が必要なのか?
私の役割は、登壇されるがんサバイバーの皆様が持つ「唯一無二の貴重な体験」を、聴衆(医療者、他の患者さん、社会)の心に響く「“伝わる”メッセージ」へと昇華させることです。
「体験談」と「プレゼンテーション」は全く違います。
-
その体験から得た「最も伝えたい核心(メッセージ)」は明確ですか?
-
その構成は、聴衆を惹きつける「ストーリー」になっていますか?
-
その言葉は、「患者視点」を知らない人にも伝わる「翻訳」がされていますか?
私は、製薬会社の研修担当者として培った「プレゼンの構成技術」と、同じがんサバイバーとしての「当事者の共感力」を融合させ、登壇者の「熱い想い」を「ロジカルな技術」で磨き上げるサポートをいたしました。
ジャパンキャンサーフォーラムとは
がん患者・家族をはじめ、がんに関わるすべての人に送る日本最大級のがん医療フォーラム
近年、がん医療の進歩は目覚しく、臨床研究、各疾患における診療ガイドラインの整備、がん医療の個別化も進んでおり、患者がより良いがん医療を受ける環境は整備されつつあります。しかしながら、未だ診療ガイドラインの普及や、がん医療の均てん化は十分でなく、患者・家族は、治療を行わない放置治療や、科学的根拠が不十分なサプリメント、代替療法など、信憑性に欠ける情報や誤った情報にもさらされています。
そのような観点より、日々進歩する各種がんの最新情報、がん医療で現在問題となっているテーマを取り上げ、患者・家族、一般市民ががんを「知り」「学び」「集い」、勇気・希望が持てるフォーラムとすること、ひいては、がん対策推進基本計画にもある「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんの克服を目指す。」の実現に資することを目的としたフォーラムです。
毎年、各領域を代表する医療従事者・研究者の基調講演やQ&Aセッションを設け、来場者も患者・家族をはじめ、医療従事者等、多岐に渡ります。「がんに興味・関心を持っている」方ならどなたでもご参加いただけますので、ぜひ、ご来場ください!
ジャパンキャンサーフォーラム
★がんサバイバーの声を聞こう!
日本最大のがんフォーラムが認めた「伝える技術」、貴院の研修にも
JCFでがんサバイバーの「体験談」を「伝わるメッセージ」に磨き上げたプレゼン指導技術は、そのまま貴院の医療スタッフ(医師・看護師・薬剤師)の「患者説明スキル」に応用できます。
「スタッフの説明が、患者さんの心に響いていない」 「患者視点に立った“伝わる”コミュニケーションを組織に導入したい」
その課題、まずは「伝える技術」の専門家にご相談ください。
→ 【無料相談】「伝わる」医療コミュニケーション研修はこちら