がん患者講義から看護学生が学んだこと
今日の講義のふりかえりが送られてきました。
AIに要約してもらいました。
がんサポ喫茶止まり木メンバーの想いや仲間から学んだことも伝えてきました。
しっかり伝わったようでホッとしています。
しあわせです
感謝

講義の学びの要点
1. 「患者」としてではなく「人」として向き合うことの重要性
多くの学生が「患者メガネ」を外し、「人メガネ」で患者さんと接することの大切さを感じたようです。
病気を抱えているからといって特別扱いするのではなく、一人の人間として尊重し、
その人の持つ役割(親、子、会社員など)や人生背景に目を向けることが、
患者さんの不安や気持ち、意思の表出を引き出す上で不可欠だと学びました。
2. 患者さんの心境の変化と寄り添い方
がんの告知を受けた際の絶望感、不安、そしてそこからの回復の過程について、
具体的なエピソードを通して理解が深まりました。特に印象的だったのは、以下の点です。
「頑張れ」という励ましは逆効果になることがある:
多くの学生が、何気ない励ましの言葉が、すでに頑張っている患者さんにとっては 不信感や否定された感覚につながることを知り、今後は「頑張っていますね」と努力を認めたり、 ただ傾聴したりすることの重要性を再認識しました。
感情の吐露と傾聴の重要性:
患者さんが落ち込んでいる時には、無理に励ますのではなく、気持ちを全て吐き出させるように
傾聴することが大切だと学びました。感情が落ちきることで、そこから上向きになるきっかけが
生まれるという視点は、多くの学生にとって目から鱗だったようです。
「感覚の鋭敏化」の必要性:
患者さんの声のトーンや表情、言葉の裏にある気持ちを敏感に感じ取り、
相手が何を求めているのかを察する力が、真に寄り添う看護には不可欠であると感じた学生も多くいました。
3. 正確な情報提供と自己決定支援
患者さんが病状についてインターネットで調べる傾向があることから、
専門機関が作成したパンフレットなどで正確な情報を提供することの重要性が挙げられました。
また、患者さんの「生きたい」という思いや、家族の将来、仕事への価値観などを考慮し、
患者さんが自分らしい治療選択や生き方を自己決定できるよう支援することが、看護師の重要な役割であると学びました。
4. 日常の感謝と人生の充実
「人生の価値は長さではなく、いかに充実させるかである」という言葉に感銘を受けた学生が多く、
いつ死ぬかわからないからこそ、やりたいことを先延ばしにせず、
今を大切に生きることの重要性を再認識しました。
がんという困難な経験を「贈り物」と捉え、家族との時間や生きがいを見出した久田さんの姿勢は、
多くの学生にとって大きな気づきとなりました。

