10年目の「死の意識」と“悟り”。がんサバイバー講師が語る「生かされた命」の使い道

がん告知を受け、人生のどん底にいた私が、今なぜ「しあわせです感謝」と心から言えるのか。

それは、告知から10年目を迎えた日に「死」を強烈に意識し、ある種の“悟り”を得たからです。

この記事では、私が「全力で生きよう」と決意し、そして「生かされた命」の使い道を見つけるに至った、私の生き様(物語)をお話しします。


 

絶望の「バカバカしさ」と、10年目の目標

 

がん告知を受けた直後、私も一時期はひどく落ち込んでいました。しかし、ある瞬間、「こんなことでウジウジ悩んでいるのはバカバカしい」と吹っ切れたのです。

そこから私の人生は一変しました。「やりたいことは全部やろう」と、全力で生き始めたのです。

当時の私のささやかな、しかし最大の目標は**「息子たちが成人したら、一緒に酒を飲むこと」**でした。その目標(10年後)だけを夢見て、私は治療と仕事に全力で取り組みました。

 

10年目に訪れた「死の意識」と“悟り”

 

そして、ついに目標だった10年目を迎えた日。

長男が二十歳になり念願の杯を交わし、感無量の日々。

10年目を迎えた日に、私は突然、強烈な「死の意識」に襲われました。

「目標は達成した。……あれ、じゃあ自分は明日死んでもいいのか?」

その瞬間、私は**“悟り”**ました。

私がここまで来れたのは、自分の力だけではない。私を生かしてくれた医療、支えてくれた家族、そして「生きろ」と応援してくれた多くの仲間がいたからだ、と。

**「この命は、自分のものではなく、生かされた命なのだ」**と。

 

「生かされた命」の使い道

 

その“悟り”が、私の第二の人生のスタートです。

自分のために生きるのではなく、この「生かされた命」を、かつての私のように今苦しんでいる人のために使おう。

そう決意しました。

それが、私が今、がんサバイバーや認知症の方の支援に全力を注いでいる理由です。

今、人生の困難に直面しているあなたへ

 

がん、病気、人間関係……。人生は様々な困難の連続です。

私(久田邦博)の「悟り」の体験が、あなたの「次の一歩」を踏み出すヒントになるかもしれません。

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あなたの物語もお聞かせください。

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