がん告知後、生き抜くために磨いたプレゼンテーションスキル

「人前で上手に話したい」 「プレゼン資料は作ったが、相手に伝わらない」
多くの人が、書籍や動画で「話し方」を学ぼうとします。しかし、本当のプレゼンテーションとは、単なる「上手な話し方」ではありません。それは、**「限られた時間で相手を動かす」ための、最強の「サバイバルスキル」**です。
この記事では、私自身が「がん告知」という絶望の淵から「生き抜くため」に磨き上げた、教科書には載っていない「本物のプレゼンテーション技術」とそのコーチングの神髄についてお話しします。
なぜ「生き抜く」ためにプレゼンが必要だったか
がん告知を受けて生きる気力を失い、「このままリストラされたらどうしようか」と本気で悩みました。 その時、私が「生き抜くための武器」として磨き続けたのが、プレゼンテーションスキルでした。いわばサバイバルのためのスキル獲得です。
新入社員指導で重要なことは、最初に「スキルで魅了すること」。
そのために、時間があれば個室でVTR撮影し、ディレクター視点で自分に「ダメ出し」をしては撮り直す。
そしてまたプレゼン現場に向かう。この繰り返しで、徹底的にスキルを磨いてきました。
コーチングの神髄:「お手本」を瞬時に見せる
自らもプレゼンを磨き、若手に講義し、その後コーチングしてフィードバックし続ける。
このパターンを20年近く毎日のようにしていたら、誰でも上手になります。
そして、プレゼンテーションスキルコーチングで最も重要なポイントは、講師の**「フィードバック能力」**です。
これは講師自身が、段階を踏んでスキルを磨き上げていないと、受講者の問題点が分かっても「教科書的」な指摘や改善提案しかできません。
ここで、私の「魅せつけのスキル」がモノを言います。 **「瞬時に具体的なお手本を見せる」**ことです。
「なるほど!」とクライアントの眼の色が変わる瞬間、彼らはプレゼンテーションスキルの神髄を理解します。
なぜなら、クライアント自身の「心」が動くからです。
10,000時間の先にある「回路」
何でも10,000時間練習するとプロレベルになると言われています。
私の経験では、単なるスキルではなく「回路」が出来上がるように感じています。
ある時から、瞬間的に「どのように表現すればいいのか」がパッと浮かび、
それを言葉と非言語で自在に表現できるようになりました。
「上手に話す」と「相手を動かす」は全く違う
話すことや聞くことは、普段意識しなくても出来てしまうため、本気でスキルを磨こうとされる方は少ないように感じます。書籍や動画で勉強される方もいらっしゃいますが、客観的なフィードバックが得られないと、自分の癖を修正するのは非常に難しいです。
「上手に話す」ことと、「プレゼンテーション」は次元が異なります。 私の定義は、**「限られた時間内に考え等を説明し、相手を動かすこと」**です。 「時間内にうまく話せた(=自己満足)」とは、全く違うわけです。
プレゼンテーションは、医療現場での多職種連携、患者さんへの服薬指導、ビジネス交渉など、あらゆる場面で役立つ「ポータブルスキル(持ち出し可能なスキル)」です。
人前で話す機会がある方は、基礎さえ身に付ければ、日々がトレーニングの場となり、スキルに磨きが掛かります。
是非学ぶことにチャレンジしてください。
あなたの「伝える力」を「生き抜く武器」に変えませんか?
書籍や動画で学ぶだけでは、「本物」のプレゼンスキルは身につきません。
私の研修・コーチングは、がんサバイバーとして「生き抜くため」に磨き上げた20年間のノウハウが凝縮されています。
医師への疑義照会、患者さんへの説明、スタッフへの指示——。
あなたの「言葉」で「相手を動かす」ための具体的な技術を、お手本とフィードバックで徹底的に指導します。


