「目を見ない」医療者が患者の信頼を失う理由【医療接遇の基本】【がんサバイバーが語る医療接遇研修シリーズ⑥】

「目を見ない」医療者が患者の信頼を失う理由【医療接遇の基本】【がんサバイバーが語る医療接遇研修シリーズ⑥】

「PCの画面ばかり見ている」 「説明が終わったら、すぐに次の作業(カルテ入力)に移ってしまった」

患者さんは、医療従事者の「目線」に非常に敏感です。

がんサバイバー(当事者)の視点から見ると、PCやカルテではなく、

自分の目をしっかり見てくれるかどうかが、「一人の人間として尊重されているか」を感じる最初のバロメーターです。

この記事では、患者さんの不安を解消し、安心感を与える「アイコンタクトの本当の力」について解説します。

なぜ患者は「目線」を気にするのか?

多くの患者さんは、病気への不安の中、「先生(薬剤師)は本当に自分の話を聞いてくれているだろうか?」と常に感じています。

  • PC画面を見ながらの説明は、「作業」として処理されているように感じる。

  • 説明後、すぐに目線を外されると、「もう話しかけてはいけない」と、追加の質問を飲み込んでしまう。

アイコンタクトは、**「私はあなたの話を真剣に聞いています」**という、最も強力な非言語(ノンバーバル)メッセージなのです。

だからこそ私はいつも業務中意識していることはアイコンタクトです。
 
薬局内に入ってみえた時、待合室で待っていらっしゃるとき、
薬の説明中、そして、説明後も。
 
この説明直後に目が合う方は少なくありません。
 
油断すると笑顔が消え、次の業務に取り掛かってしまいかねません。
 
相手は見ていらっしゃることに気がつき、最後までしっかり目を合わせて、
薬局のから出て行かれるまで目でお見送りをするようにしています。
 
お呼び出しも顔なじみの方はアイコンタクトでお伝えしています。
 
アイコンタクトのチカラは奥深いものがあります。
 
是非磨いてください。
 
 

その「目線」、患者さんを不安にさせていませんか?

 

「目を見て話す」のは基本ですが、**「説明が終わった後」や「作業中」**も、患者さんはあなたの目線を見ています。

久田邦博の「医療接遇研修」では、今回ご紹介した「アイコンタクト」のような、患者さんとの信頼関係を決定づける「非言語(ノンバーバル)コミュニケーション」の具体的な技術を、当事者の視点から徹底的に指導します。

久田邦博の「医療接遇研修」では、
**「患者だけが気づいている、医療者の些細な言動」**の重要性を、
当事者の生の声(実体験)として具体的にお伝えします。

スタッフの意識が変わり、患者満足度が向上する「本物の接遇」を、あなたの病院や薬局でも導入しませんか?

研修・講演のご依頼・ご相談はこちら

「まずは、こちらの施設の課題に合うか相談したい」 「オンラインでの研修は可能か?」 「費用や日程について見積もりが欲しい」

どのようなご相談でも構いません。がんサバイバー講師・久田邦博が、貴院・貴社の課題解決を全力でサポートします。

→ 【無料】研修・講演のご相談・お見積もりはこちら

 
 
詳細は画像をクリック
しあわせです❤感謝
 
がんサバイバーナビ【クニ坊チャンネル】
毎週火曜日金曜日19時更新
 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください