【開催報告】白血病と共に生きて20年。「がん細胞の成人式」を祝う14時間オンラインイベントを開催しました

2001年9月2日。私が慢性骨髄性白血病の告知を受け、治療を開始した日です。
あれから20年が経ちました。 当時、私は自分のがん細胞にこう話しかけました。
「大人しくしていてくれれば、一緒に生きられる。だから仲良くしよう」
そして2021年9月2日。約束通り20年が経過し、私の中の「白血病細胞くん」も無事に成人を迎えました。
この日は、彼らの独り立ちを祝う、私にとっての特別な記念日です。
感謝の気持ちを込めて、朝9時から夜23時までZoomを開きっぱなしにする
オンラインイベント**「クニちゃんねる」**を開催しました。
豪華ゲストと語った「生きる喜び」
当日は、私の活動に共感してくださる素晴らしいゲストの方々が駆けつけてくれました。
1. 【食の喜び】猫舌堂 代表・柴田敦巨様
「iisazy(イイサジ)」の世界。
がん経験者でもある柴田さんが開発したカトラリーは、食べることに困難を抱える人たちの希望です。
2. 【癒やしのアート】虹色天使カード・井内菜摘様
著書『死ぬまでに読んでおけ』の表紙も描いてくださった井内さん。
その優しいアートの世界に、参加者全員が癒やされました。
3. 【学び】がん教育&生きるコツ(久田邦博)
私からは、「がん教育のためのプレゼンテーション」や、
20年の経験から導き出した「がんと共に暮らすコツ12か条」をお話ししました。
20年経っても、人生は続く
14時間に及ぶイベントでしたが、入れ替わり立ち替わり多くの方がお祝いに駆けつけてくださいました。
「20年生きられるんだ」 その事実が、今告知を受けたばかりの方や、
治療中の方にとっての「希望の灯り」になれば嬉しいです。
私はこれからも、成人した白血病細胞くんと共に、しあわせに生きていきます。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
しあわせです感謝
次回のイベントでお会いしましょう
「しあわせです感謝グループ」では、こうした温かいイベントや交流会を定期的に行っています。
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孤独にならないために、ぜひ繋がっておいてください。







