【がんサバイバーの哲学】生きることは「目的」ではなく「プロセス」だ。絶望の淵で見つけた、命を輝かせる思考法
【がんサバイバーの哲学】生きることは「目的」ではなく「プロセス」だ。
絶望の淵で見つけた、命を輝かせる思考法

剪定された街路樹から、春の息吹を感じる季節。
「ありがとうございます」と心の中で語りかけながら、自然から生きるチカラのお裾分けを受け取っています。
私はがんサバイバーとして20年以上を生きてきましたが、その中でたどり着いた一つの真理があります。
それは、**「生きることは目的(ゴール)ではなく、あくまでもプロセス(過程)だ」**ということです。
1. 目的を失い、再び見つけるまで
かつての私は、出世や目標達成といった「ゴール」ばかりを追いかけていました。
しかし、38歳で白血病の告知を受けた時、それらのゴールは一瞬にして消え去り、私は生きる目的を見失いました。
「これからどう生きればいいのか?」 暗闇の中でもがき苦しむ中で、私は気づきました。
重要なのは「どこに辿り着くか(死ぬ時にどうあるか)」だけでなく、
**「今日という一日をどう積み重ねるか(プロセス)」**なのだと。
新たな目的を見つけた時、私の中に再び、力強く生きるチカラが湧き上がってきました。
2. 生きるチカラを呼び覚ます「3つの問い」
もし今、あなたが生きる目的に迷っているなら、次の3つを自分に問いかけてみてください。
これらを明確にすることで、人生のプロセスは輝き始めます。
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どうなりたいのか?(Being)
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理想の自分、ありたい姿は?
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何を達成したいのか?(Doing)
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具体的に成し遂げたいことは?
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どんな感情を手に入れたいのか?(Feeling)
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その過程で、どんな喜びや感動を味わいたいか?
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3. 人生という「プロセス」を楽しもう
生きることは、何かを成し遂げて終わりではありません。
最期の瞬間まで続く、愛おしいプロセスそのものです。
私はまだまだチャレンジしたいことがいっぱいです。
皆さんも、ご自身の人生というプロセスを、心から楽しみましょう。
そのために、今日を力強く生きていきましょう♪
しあわせです ❤️ 感謝
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