なぜ末期がんが消えたのか? 3.11の被災地で起きた奇跡と、村上和雄先生が説く「利他的遺伝子」の秘密

「奇跡」は、偶然起きるものではありません。そこには必ず理由があります。

今回は、東日本大震災(3.11)の被災地で起きた、ある女性の信じられないような実話をご紹介します。

末期がんの宣告を受けていた彼女のがんが、なぜ薬もなしに消えてしまったのか?

その謎を解く鍵は、遺伝子工学の世界的権威・村上和雄先生が提唱された**「遺伝子のスイッチ」**にありました。


1. 3.11、末期がんの身で「炊き出し」に走った女性

 宮城県南三陸町の松野三枝子さん(当時53歳)は、末期がんを宣告され入院中に、あの東日本大震災に遭遇しました。

津波で薬も治療も失った極限状態の中、彼女を突き動かしたのは「生き残った自分が、

若い人たちのためにできることをやらなければ」という強烈な使命感でした。

自分の体の辛さを忘れ、毎日五升釜でご飯を炊き、おにぎりを配り歩く日々。

「無我夢中」で他人のために尽くした(利他)結果、

3ヶ月後の検査で、全身に広がっていたがん細胞はきれいに消滅していたのです。

▼ 引用元記事(致知出版社 WEB chichi)
https://www.chichi.co.jp/web/20210311_matsuno_mieko/

2. 科学が証明する「利他」の力

なぜ、このような奇跡が起きたのでしょうか? 筑波大学名誉教授の村上和雄先生は、生前こう仰っていました。

「人間は、自分のためだけでなく『誰かのため(利他)』に行動する時、眠っていた良い遺伝子のスイッチがONになる」

人間の遺伝子の99.5%は誰でも同じですが、その多くは眠っています(OFFの状態)。

しかし、強い志や使命感、そして「人の役に立ちたい」という純粋な思いを持った時、

環境の変化に適応しようとして、眠っていた遺伝子が目覚めるのです。

松野さんの場合も、被災地という過酷な環境下で「皆を助けたい」と無我夢中になったことで、

強力な治癒力を持つ遺伝子のスイッチが入ったのではないかと考えられます。

3. 「アホ」になって笑い、人のために生きる

 村上先生はまた、**「アホは神の望み」**とも仰っていました。

小利口に損得を計算するのではなく、アホになって夢中になったり、

大声で笑ったりすることも、遺伝子をONにする秘訣です。

実際、糖尿病患者に漫才を見せて大笑いさせた実験では、

食後の血糖値上昇が抑えられたというデータもあります。

「笑い」と「利他」

これらは単なる精神論ではなく、私たちの細胞レベルで体を元気にする、最強のクスリなのです。

あなたの中にも「奇跡のスイッチ」がある

 私が提唱している「しあわせです感謝」も、このスイッチを押すための習慣です。

今、病気で苦しんでいる方も、どうか諦めないでください。

あなたの中には、まだ目覚めていない素晴らしい遺伝子が眠っています。

誰かのために笑い、誰かのために動く。

その小さな一歩が、あなたの命を輝かせるスイッチになるかもしれません。

しあわせです感謝

共に笑い、共に生きる仲間と出会う

「がんサポ喫茶 止まり木」は、互いに笑い合い、支え合うことで、

参加者全員の「元気のスイッチ」を入れ合う場所です。

あなたも、私たちと一緒に遺伝子をONにしませんか?

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