社内の壁を「演技力」と「実績」で突破せよ。担当エリアを超えて全国行脚を勝ち取った、会社員時代の戦い方

社内の壁を「演技力」と「実績」で突破せよ。担当エリアを超えて全国行脚を勝ち取った、会社員時代の戦い方

今日は、私の人生の中で一番「旬」だった頃、

そして現在の活動の原点となった日々に想いを馳せてみます。

一介の製薬会社の内勤社員が、いかにして会社の壁を越え、

日本全国の薬剤師と繋がり、自由に飛び回るポジションを勝ち取ったのか。

これは、SNSとリアルを駆使して「外海」へ漕ぎ出した、私のキャリアの転機のお話です。


 

1. アウェーからのスタート:「なんでメーカーがいるんだ?」

 

 2007年、上司の勧めで薬学部の社会人講座に通い始めたことが全ての始まりでした。

卒業後21年を経て、初めて「薬剤師会」の方々と深く関わることになったのです。

意気投合して飲み会に参加しましたが、名刺交換を始めると空気は一変。

「なんでメーカー(製薬会社)の人間がここにいるんだ?」という冷ややかな視線。

しかし、私はへこたれずに**「薬剤師です」**と母校の名前を出し続けました。

すると同窓の先輩たちが歓迎してくれ、次第に参加することが「当たり前」へと変わっていきました。

同じ頃、SNSでも積極的に薬剤師のコミュニティ(外海)に出ていきました。

時に荒波に揉まれながらも、患者視点や研修担当としての発信を続け、少しずつ仲間が増えていきました。

 

2. 全国行脚の幕開け:必要なのは「演技力」と「社内政治」

 

 転機は、長崎県諫早市の薬剤師からのオファーでした。

当時、東海地区の内勤スタッフだった私が、九州まで出張することは通常あり得ない「難題」です。

そこで私は、社内政治を駆使しました。

実は行く気満々なのをひた隠し、**「行きたくないけど、どうしてもと懇願されて…」**と、

アカデミー主演男優賞並みの演技で上司を説得。

しぶしぶOKをもらい、この一歩が私の人生を変えました。

現地の薬剤師がSNSで詳細なレポートを書いてくれたことで、オファーが殺到。

**「久田が行くと営業成績が上がる」**という実績を作り、

担当MRに報告させることで、「担当外には行くな」と言っていた支店長も、

最後には「何も気にせず全国へ行け」と認めてくれるようになりました。

 

3. 「生誕祭」とアイドル体験

 

この頃には、私の体調(白血病)を配慮してくれていた会社も、

「全国を飛び回れるなら、大丈夫だろ」と本社勤務(マーケティング部門)を命じました。

これがさらに追い風となりました。

 
50歳を迎える頃、SNSに冗談で「生誕祭やってくれないかな?」と書くと、

日本全国から「こっちに来るならやってあげる」とレスが殺到しました。

各地区がイベント内容を競い合い、会社に対して出張の「正当な理由」まで用意してくれる。

経費で全国を旅して誕生日を祝ってもらう、まるでアイドルのような体験でした。

 

 

4. 上司命令:「お前の仕事は、有名になること」

 

 ある時、上司から「訪問先でお前の名前がよく出るが、何をしているんだ?」と聞かれました。

「どんな企業と繋がっている?」と聞かれ、いくつか名前を出すと、「社長のアポは取れるか?」と。

私はその場でMessengerを打ちました。

「クニ坊が来るならすぐ取るよ」と即レスが届くのを見て、上司はこう言いました。

「お前の仕事は、有名になって多くの人と繋がることだ」

この一言により、私は完全に解き放たれました。

今日は、その当時出会った「ヤバくて楽しい九州の仲間」がいる沖縄に向かいます。

人生は、自分で動けば変えられる。 あの頃の熱量を胸に、行ってきます。

しあわせです💖感謝

 

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