プレゼンの成否は「ゴールイメージ」で決まる|プロが息子に伝授した、不安を自信に変える究極の心構え
プレゼンの成否は「ゴールイメージ」で決まる|プロが息子に伝授した、不安を自信に変える究極の心構え

「プレゼンの準備がうまくいかない……」 先日、プレゼンを控えた息子から相談を受けました。
表情は硬く、言葉の端々から「失敗したくない」「うまく話せるか不安だ」という消極的な心構えが滲み出ていました。
まずはその「守り」の姿勢を一刀両断するところから、私のコーチングは始まりました。
テクニックの前に「心構え」をセットアップせよ
プレゼンで最も邪魔なのは「失敗したらどうしよう」というノイズです。
息子にはまず、**「誰のために、何のために話すのか?」**という原点に立ち返らせました。
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評価されるために話すのではない。
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聴き手に「価値」を届けるために話すのだ。
このマインドセット(心構え)の転換なくして、どんなに綺麗なスライドを作っても人の心には届きません。
ゴールイメージを「カラー」で鮮明に描く
次に伝えたのは、**「ゴールイメージの鮮明化」**です。
多くの人は「話し終えること」をゴールにしますが、それは間違いです。
真のゴールとは、**「話が終わった瞬間、聴き手がどんな表情をして、どんな行動を起こそうとしているか」**を
ありありとイメージすることです。
「俺がもし、お前の立場でプレゼンをするならこうする」
私はプロとして、「何を、どの順番で、どんな熱量で伝えるか」という構成案と共に、聴き手が感動している情景を語って聞かせました。
壁を突破する「ワクワク」の力
具体的なイメージを共有した瞬間、息子の表情が一変しました。
「なるほど、そうやればいいのか!」 さっきまでの不安そうな顔は消え、
パッと明るい表情で**「ワクワクしてきた。すごいプレゼンができる気がする!」**と言い放ちました。
これが**積極的な心構え(ポジティブ・マインド)**の力です。
ゴールイメージさえ鮮明になれば、あとはそこに向かって走るだけ。
準備の過程で壁にぶつかったとしても、目指すべき景色が見えていれば迷子になることはありません。
まとめ
最後に、自信を取り戻して部屋を出ていく息子に背中越しに一言、こう伝えました。
「(忘れるなよ、)俺はプロだ!」
プレゼンは技術ですが、それを支えるのは「伝えたい」という情熱とイメージです。
このエピソードが、プレゼンに悩む誰かの背中を押すきっかけになれば幸いです。
しあわせです💖感謝
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