【がん患者質問100本ノック】看護学生の本音と不安に全力で答える!久々の対面講義で伝えた「教科書にないリアル」
【がん患者質問100本ノック】看護学生の本音と不安に全力で答える!久々の対面講義で伝えた「教科書にないリアル」
今度の講義に向け、大学側からリストが送られてきました。 目を通して驚きました。
その数、なんと約100問。
看護学生のみなさんから寄せられた**「がん患者への事前質問」です。これを私は「がん患者質問100本ノック」**
と名付け、受けて立つことにしました。
100の質問から見える「学生のリアルな迷い」
送られてきた質問を一つひとつ整理し、講義のスライドに組み込む作業をしています。
このプロセスは、私にとっても非常に大きな学びになります。
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「告知された時、看護師にかけてほしかった言葉は?」
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「家族に対して、どう接するのが正解ですか?」
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「痛みを訴えられた時、薬以外でできることは?」
質問のリストを見れば、**「今の学生が何を求め、現場に出る前に何に不安を感じているか」**が
手にとるように分かります。
教科書には病態生理は載っていても、「患者の心」への正解は載っていません。
だからこそ、生身のがんサバイバーである私への質問が溢れ出るのです。
久々の「対面」だからこそできる熱量の交換
今回の大学での講義は、本当に久しぶりの**「対面型(リアル開催)」**です。
この100問に対する回答は、オンラインの画面越しでは伝えきれない機微を含んでいます。
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私の表情、声のトーン、そして「間」。
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学生たちの頷き、メモを取る音、張り詰めた空気。
同じ空間で向き合うからこそ、質問の奥にある想いを受け止め、魂を込めて打ち返すことができます。
スライドを作りながら、すでにワクワクが止まりません。
すべての球を、ど真ん中に打ち返す
質問してくれた学生たちの真剣な眼差しに応えるため、こちらも手加減なしのフルスイングで臨みます。
「聞いてよかった」「これで実習に行く勇気が出た」と言わせる準備は整いました。
未来の看護師たちの心に火をつけてきます。
ありがとうございます。しあわせです💖感謝
【看護学校・大学・医療機関の研修担当者様へ】
学生や若手スタッフは、「患者さんにどう接していいか分からない」という不安を抱えています。
形式的な講義ではなく、「学生からの質問にすべて答える」対話型の特別講義を取り入れませんか?
がんサバイバー・薬剤師・教育者としての視点から、教科書では学べない「患者学」をお届けします。



