【三重大学講義】教科書には載っていない「トータルペイン」のリアル|がん告知からの復活プロセスと質問100本ノック
【三重大学講義】教科書には載っていない「トータルペイン」のリアル|がん告知からの復活プロセスと質問100本ノック
本日は、三重大学に来ています。
久しぶりのキャンパスの空気、そして学生たちの熱気を感じられる**「リアル講義」**です。
オンラインも便利ですが、やはり対面で相手の目を見て話す時間は、講師として何ものにも代えがたい高揚感があります。
教科書では学べない「トータルペイン」の正体
今日の講義のメインテーマは、がんサバイバーとしての**「回復のプロセス」**です。
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がん告知直後の絶望から、どうやって前を向いたのか?
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実際に体験した**「トータルペイン(全人的苦痛)」**とは何か?
トータルペインは、身体的苦痛だけでなく、
精神的、社会的、そしてスピリチュアルな(魂の)痛みが複雑に絡み合います。
これらは教科書の定義を暗記するだけでは理解できません。
私が実際に感じた痛みと、そこから抜け出すために足掻いたリアルな軌跡をお話しすることで
、学生たちの「患者理解」の解像度を一気に高めます。
恒例!学生の熱意に応える「質問100本ノック」
そして、今回もやります。「事前質問100本ノック」。
講義前に学生さんからいただいた約100問の質問。
その一つひとつに目を通すと、彼らがどれほど真剣に患者の心を知ろうとしているかが伝わってきます。
時間の許す限り、この直球の質問に対して、私も変化球なしの全力投球で打ち返してきます。
予定調和のない真剣勝負の時間は、私にとっても大きな学びの場です。
伊勢の地で、心を整える
講義の前後には、少し足を延ばして以前から気になっていた神社へ参拝してきます。
三重県といえば、やはり神聖な空気が流れる場所。
講義の成功と、出会った学生たちの未来、そして私自身の健康を感謝と共に伝えてきたいと思います。
今日も素晴らしい一日になりそうです。
ありがとうございます(^_-)-☆しあわせです💖感謝
【大学・専門学校の講義担当者様へ】
座学で学ぶ「緩和ケア」や「トータルペイン」の授業に、サバイバー当事者の声をプラスしませんか?
「実際にどう感じたのか」「医療者に何を求めていたのか」。
100問の質問にも答えられる引き出しの多さで、学生のモチベーションを変える特別講義を行います。



