【新入社員研修】オンラインでも集中力が途切れない!「事前質問」を活用した参加型プログラムの極意
【新入社員研修】オンラインでも集中力が途切れない!
「事前質問」を活用した参加型プログラムの極意

今年も保険薬局企業様よりご依頼いただき、新入社員研修を担当しました。
コロナ禍以降定着した「オンライン研修」ですが、最大の課題は**「受講生の集中力をどう維持するか」**です。
画面越しではどうしても受け身になりがちな受講生を、前のめりにさせるための工夫。
その中で最も効果的だったのが、**「事前質問」**の活用です。
1. なぜ「事前質問」で集中力が高まるのか?
方法はシンプルです。 講師のプロフィールや講演内容(アジェンダ)を事前に開示し、
それに対する質問を研修前に集めておくのです。
これには2つの心理的効果があります。
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予習効果: 事前に資料を読むことで、脳が「学ぶ準備」モードになる。
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自分事化: 「自分の質問に答えてくれるかもしれない」という期待感が、講義を聴く強い動機付けになる。
実際に、自分が知りたい内容が話されるため、受講生は驚くほど集中して耳を傾けてくれます。
2. 質を高めるための「一人一問」ルール
この手法を始めた当初は「一人いくつでもOK」としていましたが、数百個もの質問が集まり、
収拾がつかなくなったことがありました。
そこで現在は、**「一人一問」**というルールにしています。
制限を設けることで、受講生は「本当に聞きたいことは何か?」を真剣に考えるようになります。
その結果、質問の質が上がり、研修の密度も高まりました。
3. 講義への組み込み方
集まった質問は、以下の2通りで扱います。
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講義内に盛り込む: 多くの人が気にしているトピックは、スライドやトークの中に自然に組み込みます。
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最後にまとめて答える: 個別具体的な質問や、講義の本筋から少し外れるものは、質疑応答の時間で回答します。
これにより、受講生満足度が向上するだけでなく、
私自身も「今、若手が何に悩んでいるのか」を知ることができ、講師としての学びにも繋がっています。
しあわせです💖感謝
「画面オフ・反応なし」の研修を変えませんか?
オンラインでも、リアルのような熱量と双方向性を生み出すことは可能です。
「事前質問」をはじめとした様々な仕掛けで、受講生を巻き込む研修をご提案します。


