【講演実績】女優・藤田弓子さんと共演。愛知県薬剤師会公開講座で語った「がんサバイバー薬剤師の気づき」

愛知県薬剤師会が主催する「福祉医療公開講座」にて、講師として登壇いたしました。

会場は名鉄グランドホテル、定員500名という大規模な市民公開講座です。

なんと、第二部のゲストは女優の藤田弓子さん。「いくつになっても旬」というテーマで講演されました。

そのような華やかな舞台の第一部で、私が語らせていただいたテーマは、

**「薬剤師ががんになって気づいたこと ~かかりつけ薬剤師の上手な活用方法~」**です。


 

「知識」として知っていたこと、「体験」して分かったこと

 

 私は薬剤師として、長年「かかりつけ薬剤師を持ちましょう」と患者さんに伝えてきました。

しかし、その本当の重要性を心から理解できたのは、

私自身が白血病になり、「患者」という立場になってからでした。

1. 薬の一元管理は「命綱」である

抗がん剤治療中は、免疫力が低下し、様々な感染症のリスクに晒されます。

複数の病院からもらう薬や、市販薬(OTC)との飲み合わせをチェックしてもらうことは、

単なる確認ではなく「命を守る行為」でした。

2. 「いつでも相談できる」という心の安定

かかりつけ薬剤師を指名すれば、24時間電話相談が可能になります(※制度による)。

夜中に副作用が出た時、不安で眠れない時。

「あの先生に電話すれば大丈夫」と思える存在がいるだけで、どれほど心が救われたか分かりません。

 

市民の皆様へ:薬局を「決める」勇気を

 

 講演では、これらの実体験をもとに、会場の皆様へ強くお伝えしました。

「ぜひ、利用する薬局を一つに決めて、信頼できる薬剤師を指名してください」と。

それは、あなたとあなたの大切な家族を守る、最も身近な医療になります。

藤田弓子さんのパワフルな講演と共に、私のメッセージが少しでも多くの方の「安心」に繋がっていれば幸いです。

しあわせです感謝

 

市民の心に響く「医療講演」を企画しませんか?

 

専門的な医療情報を、市民の方々に分かりやすく、共感を持って伝えることは容易ではありません。

がんサバイバーとしての「実体験」と、薬剤師としての「専門知識」を併せ持つ私の講演は、

「薬局に行ってみよう」「健康について考えよう」という具体的な行動変容を促します。

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