【薬局 新入社員研修】なぜ「患者講演」が必須なのか? サバイバー薬剤師が教える対人業務の核心と多職種連携
大手薬局における新入社員研修 患者講演が求められる理由
近年、大手薬局企業様より、**「新入社員研修で患者さんの生の声を聞かせたい」**というご依頼が急増しています。
毎年口コミで評判が広がり、多くの企業様で登壇させていただく機会が増えて参りました。
なぜ今、薬局の新人研修で「患者講演」がこれほどまでに求められているのでしょうか?
その背景には、薬剤師を取り巻く環境の大きな変化と、私自身の「二つの視点」がありました。
1. 「対物」から「対人」へ。薬剤師に求められる変化
最大の理由は、薬剤師の機能が**「対物業務(調剤中心)」から「対人業務(患者ケア中心)」**
へと大きくシフトしていることにあります。
薬の知識があるだけでは、これからの薬剤師は務まりません。
「患者さんが何に不安を感じ、何を求めているのか」 その心理を深く理解し、寄り添う力が不可欠です。
私は**「がんサバイバー」であり、かつ「薬剤師」でもあります。
この「双方の視点(ダブル・パースペクティブ)」**を持って語れる講師として、
患者心理と医療現場のリアリティを橋渡しできる点が、研修の効果を高めていると自負しています。
2. 多職種連携のための「医師との対話力」
また、私の研修では単なる闘病記にとどまらず、**「医師に対するコミュニケーションスキル」**もお伝えしています。
企業勤務時代に医師への情報提供や折衝を行っていた経験と、患者として医師と向き合ってきた経験。
この両面から、薬剤師が医師を含む多職種とどう連携すればよいか、その実践的なスキルを学ぶことができます。
これも、これからの「対人業務」において必須のスキルです。
3. 企業に合わせた「カスタマイズ」と「オンライン対応」
研修の事務局様からご好評いただいているのが、**「各企業の課題に合わせたカスタマイズ」**です。
「今年はここを強化したい」「こんなメッセージを伝えてほしい」というご要望を反映させるため、
ほとんどの企業様から毎年リピートを頂いております。
また、オンライン研修にも完全対応しています。
全国の店舗に配属される新入社員が一斉に集まる4月の研修シーズンでも、場所を選ばず、
質の高い講演をお届けすることが可能です。
今年も、この一年間で新たに学んだ知見(ノンテクニカルスキル等)を加え、
未来の薬剤師たちのために、そしてその先にいる患者様のために、医療への貢献を続けてまいります。
しあわせです❤感謝
新入社員の「患者を想う心」に火をつける
知識教育だけでなく、医療人としての「マインドセット」を育てる研修をお探しの担当者様へ。
スケジュールが埋まりやすい4月の研修につきましては、お早めのご相談をおすすめいたします。
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