【薬学生の就職支援】内定がゴールではない。「なりたい薬剤師」から逆算するキャリア形成の極意

薬学生の就職支援はキャリアを意識させること

薬学生の就職支援はキャリアを意識させること

薬学生や若手薬剤師の皆さんにとって、「就職」はゴールではありません。

長い薬剤師人生のスタートラインです。

より質の高い支援を行うため、先日**「若者応援キャリアコンサルタント育成研修」**を受講してきました。

私は薬剤師であると同時に、国家資格キャリアコンサルタントでもあります。

20年前に一度資格を取得しましたが、改めて基礎から学び直したいと考え、

2年前に産業カウンセラー協会の講座を経て国家資格を取得しました。

なぜ、そこまでして「キャリア支援」にこだわるのか。その理由と手法をお伝えします。

 


1. 「どこに就職するか」より「どうなりたいか」

私が薬学生の就職支援で最も大切にしているのは、**「キャリアを意識させること」**です。

多くの学生は「給料が良い」「休みが多い」「家から近い」といった条件で職場を選びがちです。

もちろんそれも大切ですが、それだけでは早期離職やモチベーションの低下につながりかねません。

私は、以下のステップで学生自身に考えてもらいます。

  1. Vision: まず、「どんな薬剤師になりたいのか?」を明確にする。

  2. Mission: そのためには、「どんな経験やスキルを積む必要があるか?」を考える。

  3. Choice: その経験は、「どこの職場(病院・薬局・企業)なら習得できるか?」を探す。

この**「逆算の思考」**こそが、ブレないキャリア形成の第一歩です。

 

2. 最新の「若者理解」を支援に活かす

今回受講した「若者応援キャリアコンサルタント育成研修」では、

現代の若者が抱える特有の悩みや、社会背景に基づいた支援のあり方を学びました。

昔と今では、働く価値観も環境も異なります。

ベテラン薬剤師としての経験則だけで押し付けるのではなく、

最新の理論とカウンセリングスキルを持って、若手薬剤師の迷いに寄り添っていきたいと考えています。

 

3. 自分の人生の「ハンドル」を握ろう

就職活動は、他人の評価を得るためのものではなく、自分の人生をデザインするための時間です。

今回学んだ内容を活かし、一人でも多くの薬学生・若手薬剤師が

「この道を選んでよかった」と心から思えるよう、全力で支援していきます。

しあわせです❤感謝

 

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