薬剤師の対人スキルが飛躍的に向上するDiSC®研修

「患者さんとのコミュニケーションがうまくいかない」

「スタッフ間の連携が悪く、チームの士気が上がらない」

「服薬指導で、相手のタイプに合わせた説明ができていない」

そんな悩みを抱える薬剤師・薬局経営者の方へ。

この記事では、相手の特性(タイプ)を理解し、患者さんやスタッフとの人間関係を劇的に改善するコミュニケーション・メソッド「DiSC®研修」について、その具体的な内容と効果を解説します。

薬局への出現した未来として、人口減少による外来患者減少、オンライン処方せん普及による集中率低下などがあげられます。
 
がんサバイバー視点を持つ薬剤師として、地域から選ばれる薬局・薬剤師を目指すことがより重要になることを講座でお話し収録しました。
 

DiSC®研修とは?

 DiSC®(ディスク)研修とは、世界中で活用されている**コミュニケーション・メソッド(理論)**の一つです。

人の行動特性やコミュニケーションのスタイルを、**「D:主導」「i:感化」「S:安定」「C:慎重」**という4つのタイプに分類します。

重要なのは、どのタイプが優れているか・劣っているかではなく、**「自分と相手の『当たり前』は違う」**ということを客観的に理解する点です。

この「タイプの違い」を知ることで、なぜコミュニケーションがすれ違うのか、どうすれば相手の心に「伝わる」のかが明確になり、人間関係のストレスを劇的に減らすことができます。


 

なぜ今、薬剤師にDiSC®研修が必要なのか?

 

現代の薬剤師には、調剤の正確性だけでなく、「患者さんに寄り添う」高度な対人スキルが求められています。「かかりつけ薬剤師」として、患者さんの生活背景や不安まで理解することが重要です。

しかし、患者さんのタイプは様々です。**「早く結論が知りたいDタイプ」の方もいれば、「不安をじっくり聞いてほしいSタイプ」**の方もいます。

良かれと思った丁寧な説明(Cタイプ的)が、Dタイプの患者さんをイライラさせてしまう…。 こうした**「コミュニケーションのすれ違い」**が、服薬アドヒアランスの低下や、クレームの原因になっているケースは少なくありません。

DiSC®研修は、こうしたすれ違いを科学的に防ぎ、**「患者さん一人ひとりに最適化されたコミュニケーション」**を実現するための、薬剤師にとって必須のスキルです。


 

この研修で解決できる3つの課題

 

1. 患者さんとの信頼関係構築

 

服薬指導の際、相手がどのタイプかを瞬時に予測し、「伝わる」言葉を選べるようになります。

例えば、Cタイプ(慎重型)の患者さんにはデータを交えてロジカルに、Sタイプ(安定型)の患者さんには不安に寄り添いながら「いつものお薬ですね」と安心感を第一に説明するなど、相手の「当たり前」に合わせた対応が可能となります。

これにより、患者さんとの間に深い信頼関係(ラポール)を短時間で築くことができ、服薬アドヒアランスの向上に直結します。

 

2. スタッフ間の円滑なコミュニケーション

 

 研修は患者さん対応だけに留まりません。薬局内・病院内のチームビルディングにも絶大な効果を発揮します。

「あの人はなぜ、あんな言い方をするのか」「なぜ、あの人は慎重すぎて仕事が遅いのか」といった日々のストレスが、**DiSCという「共通言語」**を持つことで、「タイプの違い」として客観的に理解できるようになります。

無用な対立が減り、お互いの強みを活かす職場風土が生まれ、結果としてケアの質が向上します。

 

3. 疑義照会など他職種との連携強化

 

 多くの薬剤師が苦手とする医師への疑義照会や、看護師との連携にもDiSCは有効です。

例えば、多忙なDタイプ(主導型)の医師には、**「結論から」「簡潔に」「提案(代替案)まで含めて」**伝えることで、スムーズに「YES」を引き出すことができます。

相手のタイプを理解し、自分の伝え方を戦略的に変えることで、他職種との連携が円滑になり、チーム医療の質が向上します。

薬剤師・薬局のチーム力向上に

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がんサバイバーナビ【クニ坊チャンネル】
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