【講演録】健康都市・大府市で語った「生きる意味」。がんサバイバーが伝える、何歳からでも幸せになれるセルフイメージの磨き方
「健康都市」を掲げる愛知県大府市(石ヶ瀬会館)にて、
レディースカレッジ・メンズカレッジ合同講座に登壇いたしました。
テーマは、「あなたにとって生きるとは? ~しあわせとは感謝の中にある~」。
人生100年時代、何歳になっても自分らしく輝き続けるために必要な
「セルフイメージ(自己肯定感)」の高め方について、がんサバイバーとしての経験を交えてお話ししました。
1. 自分が描いた「セルフイメージ」通りに人生は進む
講演で強調したのは、**「セルフイメージの重要性」**です。
人生は、自分が自分に対して抱いているイメージ(私はこういう人間だ)の通りに進んでいきます。
現代は、テレビやネットからネガティブな情報が溢れています。
気をつけないと、無意識のうちに「もう歳だから」「どうせ自分なんて」というネガティブな暗示にかかり、
セルフイメージが下がってしまいます。
すぐに反応せず、深呼吸をして、「自分はどうありたいか」を常に意識すること。
これが、心の健康を守る第一歩です。
2. 「影」があるから「光」が見える
がん告知を受けた直後、私は絶望(影)の中にいました。
一年間は死んだように生きていました。
しかし、その深い影があったからこそ、当たり前の日常という「光」のありがたさに気づくことができました。
「何事にも二面性がある(影と光)」
辛い出来事の中にも、必ず自分にとっての「良いこと(学び・気づき)」が含まれています。
それを見出した時、人は絶望から覚醒し、以前よりも力強く生きることができます。
3. あなたは今、本当に生きていますか?
最後に、会場の皆様にこう問いかけました。
「あなたは今、本当に生きていますか?」
呼吸をしているという意味ではありません。
「自分らしく、心を震わせて生きているか?」という問いです。
がんになっても、還暦を過ぎても、奇跡は起こせます。
帰り際、受講者の方から「元気が湧いてきた」と声を掛けていただき、
私自身も皆様からパワーをいただきました。
健康都市・大府の皆様が、これからも心身ともに健やかに、最高の人生を送られることを願っています。
しあわせです感謝
市民の「心の健康(ウェルビーイング)」を高める講演を
健康づくりは、運動や食事だけではありません。
「生きがい」や「前向きな心」を育む講演は、高齢者のフレイル予防や、
現役世代のメンタルヘルス向上に大きく貢献します。
笑いあり、涙ありの「元気が湧く講演」を、貴市でも開催しませんか?





