がんになっても「生き永らえる」心の持ち方。サバイバーが実践する「自分を癒すコツ10か条」
「がんになったら、もう終わりだ」
告知を受けた瞬間、誰もがそう思います。
私もそうでした。
しかし、私はがん告知から18年以上、今も元気に活動しています。
「緩和ケア学び隊」の講演でお話しした、私が実践している
**「がんになって生き永らえる方法(自分を癒すコツ)」**をシェアします。
闘うのではなく、心を整え、がん細胞と仲良くすること。
それが、長く生きる秘訣かもしれません。
自分を癒すコツ10か条
私が日々実践している、心を元気に保つためのルーティンです。
ポジティブな感情で過ごす:不安よりも「楽しい」を優先する。
第一印象をコントロールする:明るい服を着て、鏡の前で笑顔を作る。
積極的に笑う:お笑い番組を見たり、ダジャレを言ったりする。
感謝の気持ちを抱き人を愛する:支えてくれる人に心から感謝する。
「ありがとう」を積極的に多用する:言葉には言霊(エネルギー)があります。
生まれてきた意味を考え行動する:使命感を持つと、人は強くなります。
治ったかのように振る舞う:「病人のフリ」をやめること。
後悔しない生き方を実践する:やりたいことは先延ばしにしない。
自らをディスカウントしない:「どうせ自分なんて」と言わない。
秘密の呪文を唱える:「しあわせです❤感謝」
がん細胞へのメッセージ:「一緒に生きようぜ」
私は、がん細胞を「敵」だと思っていません。
彼らもまた、私の体の一部であり、一生懸命生きようとしている細胞です。
だから私は、自分のがん細胞にこう語りかけています。
「がん細胞よ。俺が死ぬと、お前も消滅することになるよ。だから、一緒に楽しく生きようぜ」
闘うのをやめて「共存」を受け入れた時、不思議と体から余計な力が抜け、免疫力が上がったような気がします。
最後に:しあわせです感謝
がんによって失ったこともあります。
でも、案外少ないものです。
それ以上に、がんは人生における大切なこと(家族の絆、命の尊さ、今日という日の輝き)を
数多く教えてくれました。
どんな状況でも、「しあわせです感謝」と唱えること。
それが、私ががんになっても幸せに生き永らえている、最大の秘訣です。
しあわせです感謝
「心の免疫力」を高める講演を
「病気になったら、どう生きていけばいいのか分からない」
そんな不安を抱える患者会や、市民公開講座などで、
私の体験と「心の整え方」をお話しさせてください。
笑って、泣いて、元気が出る。そんな時間をお届けします。



