周りの目が気になるあなたへ。「がん」を隠していた私が、赤い帽子とクニー・ポッターで自分を取り戻すまで
「これをやったら、周りになんて言われるだろう?」
「いい歳をして、恥ずかしいと思われるんじゃないか?」
周りの目や世間体を気にして生きること。
それは、自分の人生のハンドルを他人に明け渡し、
**「他人にコントロールされて生きる」**ことと同じです。
がんサバイバーである私も、かつてはそうでした。
しかし、ある「勇気ある行動」をきっかけに、私は本当の自分を取り戻しました。
この記事では、私が「心の壁」を打ち破り、
自分らしく生きる覚悟を決めた3つのエピソードをお話しします。
1. 還暦の赤い帽子:「実行」する時が一番怖い
(本文) イメージの世界でワクワクすることは簡単です。しかし、それを実行に移そうとした瞬間、急激に心が萎んでしまうことはありませんか?
私は還暦に合わせて、今のトレードマークである「赤い帽子」を探している時、めちゃくちゃワクワクしていました。 しかし、いざ購入し、初めてその派手な帽子を被って家の外に出る時、人の視線が気になって心臓が張り裂けそうでした。
でも、どうなったと思いますか? 数日被り続けると、誰も変な目で見ないどころか、むしろそれが「私らしさ」になり、楽しくなってきたのです。 「不安」の9割は、踏み出す前の単なる取り越し苦労だと知った瞬間でした。
2. 学会でのクニー・ポッター:「覚悟」が壁を壊す
(本文) 次の挑戦は、さらにハードルの高いものでした。
私の分身である「クニー・ポッター」の初披露。
場所はあろうことか、自社がスポンサーをしている「学会会場」という、
最も堅いビジネスの場でした。
ギリギリまで自分の心の壁と向き合いました。
「ふざけていると怒られるのではないか?」
最後は覚悟を決めました。
上司と主催者に事前に許可をもらい、舞台に立ちました。
結果は、大喝采でした。
「自分は会社員だから」「場違いだから」と自分で勝手に決めつけていると、
その狭い範囲内でしか生きられません。
**「なんと言われてもいいじゃないか」**と開き直った時、世界は広がるのです。
3. がんの公表:隠すのをやめた時、元の自分に戻れた
実は、私はがんになったことを、発病から数年間は周囲に隠していました。
「病人と見られたくない」「同情されたくない」というプライドと恐怖があったからです。
しかし、勇気を出して開示した時、不思議なことが起きました。
隠すためのエネルギーが不要になり、私は「元の元気な自分」に戻り始めたのです。
そして、がんになっても自分らしく生きられるようになりました。
もちろん、バッシングを受けることもありました。
しかし、そこで立ち止まって考えることはあっても、活動を止めることはしませんでした。
あの時止めていたら、今の「しあわせです感謝グループ」の私は存在しません。
未来は、今の自分の「選択」が創る
自分の未来は、その時その時の自分が創り出しています。
周りの目や世間を気にして、やりたいことを我慢して生きるのか。
それとも、心の壁を打ち破り、ワクワクしたイメージを実行に移すのか。
私はこれからも、赤い帽子を被り、未来を切り拓いていきます。
その姿が、同じように迷っている誰かのモデル(勇気)になれれば幸いです。
しあわせです感謝
あなたも「心の壁」を外して、ワクワクして生きませんか?
私が運営する「がんサポ喫茶 止まり木」には、病気になっても自分らしく、
ワクワクして生きようとする仲間がたくさんいます。
ここでは、世間体も、病人のフリも必要ありません。
あなたが「あなたらしく」いられる場所で、一緒に笑い合いませんか?



