医療現場の接遇は、一般企業の接遇とは違う。がんサバイバーが教える「倫理的」なコミュニケーション
医療現場の接遇は、一般企業の接遇とは違う。がんサバイバーが教える「倫理的」なコミュニケーション

「ホテル並みの接遇をしているのに、患者さんの評判が良くない」
「良かれと思ってかけた言葉が、なぜか相手を怒らせてしまった」
医療・介護現場で、そんな経験はありませんか?
その原因は、「健康な方とのコミュニケーション」と
「医療・介護現場でのコミュニケーション」は、
根本的に異なるという認識が不足しているからかもしれません。
この記事では、私が提唱する「倫理的医療接遇」の核心である、患者特有の心理状態について解説します。
患者は「ネガティブなフィルター」を通して世界を見ている
病気や障害を抱えた患者さんは、
不安、恐怖、痛みといった**「ネガティブなフィルター」**を通して、
医療従事者の言動を見ています。
例えば、健康な人への「元気な挨拶」は好印象ですが、
痛みに耐えている患者さんにとって、
過度に元気な声は「こちらの辛さを分かっていない(無神経だ)」
と受け取られることがあります。
この意識を変えない限り、どんなにマナーを磨いても、
現場の「すれ違い」はなくならず、ネガティブな投書や口コミが続いてしまいます。
逆に、このフィルターの存在を理解し、
相手の状態に合わせたトーンで接することができれば、トラブルは劇的に減少します。
接遇講師は沢山いるが、「当事者×医療視点」は唯一無二
正直に申し上げます。
お辞儀の角度や言葉遣いといった「型(マナー)」だけを教えるなら、
私よりも素晴らしい講師は世の中にたくさんいます。
しかし、**「がん患者としての壮絶な体験」をベースにしつつ、
元製薬会社社員として「医療現場の裏側(忙しさや事情)」**も理解した上で、
双方の橋渡しができる研修講師は、日本で私一人(唯一無二)だと自負しています。
日本国内で口コミだけで800回以上の講演実績があること。
これこそが、現場の医師や看護師が「マナー講師」ではなく、
「患者の代弁者」としての私の言葉を求めている証拠です。
職員研修・新規採用者研修に「倫理」の視点を
医療技術を学ぶ前に、まずは「患者さんの心」を学ぶこと。
倫理的医療接遇研修を、職員研修や新規採用者研修等にぜひ組み込んでください。
「患者さんを人として尊重する」という倫理観が育てば、
スタッフ自身の働きがいや、組織の医療安全レベルも必ず向上します。
▼ なぜ私の研修が、プライドの高い医師・看護師から支持されるのか? その秘密はこちらhttps://www.kunibou.net/motomeru/kannjasetugu/
しあわせです感謝
「マナー研修」だけで終わらせていませんか?
形だけの接遇から、心に届く「倫理的接遇」へ。 800回以上の実績が証明する、現場の意識を変える研修を貴院でも実施しませんか?


